明けましておめでとうございます。

今年は職場が変わって勤務状況が一変し、三が日出勤だったため正月気分に浸れませんでした。 
ちょっとくらいゆっくりしたいんですがそれもできません。(泣)

さて、投稿数も1,000を超え、新年にあたり気分を一新させたいという思いもあり、この投稿からblogのタイトル及びURLを変更しました。

引き続き宜しくお願いいたします。

昨年後半もネタが無かった訳ではなかったんですが、大分サボってしまったので、思い出しつつ書いてみたいと思います。

2021年はSD-1誕生40周年ということでアニバーサリー・モデルが発売されました。 
Made In TaiwanのBOSS SD-1は既に所有していたんですが、使わなくてもコレクション的に買いたくなっちゃいますよね。

ルックス的にはゴールド文字を採用したDS-1-4Aの方が高級感があってカッコいいですよね。
SD-1-4Aも色の反転じゃなくゴールド文字でも良かったのでは?と思っちゃいます。
黄色の文字ならグレーのMT-2-3Aの方がクールでカッコいい。
ここがちょっと残念な点ですかね。

上記のような外観の違い以外は現行のSD-1と全く同じ、かつ台数限定ではなかったので、急いで購入する必要はないと思いのんびり構えてました。

それで半年経過した頃にポイントでも利用して購入しようかと思ったら、市場に物が無いことに気付いたんです。

2021年は継続して製造されるハズなのに何故・・・
そんなにも人気があるのか・・・
もしかして、またも転売ヤーが・・・
とか思ってしまいました。(笑)

それで取り敢えずローランド株式会社 お客様相談センターに問い合わせてみたんです。

すると・・・

「ご迷惑をおかけしており、申し訳ございません。


SD-1-4A につきましては、現在も生産を行っておりますが、弊社製品の生産工場が所在するマレーシア全土でのロックダウンにより、生産工場の操業停止や稼働率の低下が継続している状況でございます。


マレーシアから全世界への出荷が不安定なうえ、日本国内への入荷数も少ないことから明確なご案内を差し上げることはできませんが、前述しました通り引き続き生産は行っておりますので、お待ち頂けたら幸いでございます。」

とのこと。

新型コロナウイルスの影響だったんですね・・・

で、しばし待って11月初旬に見つけて早速で購入しました。

SD-1-4A

SD-1-4AはDS-1-4Aと異なり、表面実装になってるんですね。
実は、表面実装のBOSSコンパクトエフェクターを購入するのは初めてです。

改造大好き人間の自分にとっては当初マイナスの先入観しか無かったのですが、将来的な電子部品の安定供給を考えると仕方ないことですよね。

早速、音を出してMADE IN TAIWANのSD-1と較べると、音的にすっきりした印象でした。
ファットな印象や雑味を含んでいる印象は全くありません。

表面実装により電気的ロスというか雑味が減ったからでしょうか。

でも、表面実装のSD-1なんて使えねぇ、とはならないと思います。
実際耳にしてないですしね。
多くのギタリストにとって許容範囲なのではないでしょうか。

それより何より驚いたのは、バイパス音の改善。
ここはしっかり現代のニーズに合わせてアップデートしてきたようです。
最高!!という感じではないんですが、これまでのバイパス音に較べたら雲泥の差です。

個人的には非常に気に入りました。
これならスイッチャー無しでも全然使える感じ。

それで表面実装ヴァージョンも悪いことだけじゃないんだと思った訳です。
全てのBOSSコンを表面実装の新品に買い換えてもいいと思うくらいに。

これで手持ちのSD-1を心置きなく改造することができますが、こういった楽しみもできなくなっていくのかなと思うとちょっと寂しいですね。

SD-1-4Aの生産は終了していると思われますが、今ならまだプレミア無しで購入できます。
気になる方は急いだ方が良いですよ。